「株のデイトレで稼いでみたいけど、専門用語だらけで意味わからん…」
「何から勉強したらええか、さっぱりや…」
そんなデイトレ初心者のために、ワイが必死で勉強して、実際にトレードしながら確立した知識とノウハウの全てを、この記事一本にギュギュっと詰め込んだで!
この記事は、「超入門編」から「基礎編」「実践編」、そして「リスク管理」や「応用編」まで、順番に読んでいけば自然とレベルアップできるように構成してある。自分のペースでええから、じっくりついてきてな!
ほな、いくで!
第1部:超入門編 – まずはこれだけ押さえてデイトレに挑戦や!
いきなり全部覚えようとせんでええ。まずはこの第1部だけ読んで、デイトレがどんなもんか掴んでみよう!
1. デイトレって何なん?
デイトレードっていうのは、その日のうちに株を買って、その日のうちに売る取引のことや。ポジションを翌日に持ち越さへんのが特徴やな。
メリット | デメリット |
---|---|
夜間の海外市場の影響を受けへん | 集中力がいるから疲れる |
資金効率がめっちゃええ | 手数料がかさみやすいというデメリットが昔はあったが、楽天証券とSBI証券だとデイトレ手数料は0になってる! |
毎日トレードチャンスがある | 適当な知識なしでやると負けやすい |
2. 最低限覚えるべき用語10選
これだけ知ってれば、とりあえず話についていけるで!
- 株価:株の値段のことや。
- 銘柄:株の固有名詞(例:トヨタ、ソニー)。
- チャート:株価の動きをグラフにしたもの。
- ローソク足:チャートを構成する棒グラフ。値動きがひと目で分かる。
- 出来高:株がどれだけ売買されたかの量。人気のバロメーター。
- 板(いた):今いくらで「買いたい人」と「売りたい人」がどれだけいるか分かる一覧表。
- エントリー:株を買ったり売ったり、取引を始めること。
- イグジット:ポジションを決済して取引を終えること。
- 利確(りかく):利益が出ている状態で売って、利益を確定させること。
- 損切り(そんぎり):損失が出ている状態で売って、それ以上損が広がらないようにすること。これが一番大事!
3. ワイが実践してる簡単な勝ちパターン3選
理屈は後でええ!まずは「こういう時にチャンスが来やすいんやな」ってイメージを掴んでな。
パターン①:朝イチの勢いに乗る
前日のアメリカ市場が好調で、朝9時の開始直後から勢いよく上がってる銘柄の波に乗る作戦。
パターン②:お昼の「押し目」を狙う
午前中に上がった人気銘柄が、お昼休憩あたりで一旦少し下がる(利確売り)。そこを狙って買い、午後の再上昇を期待する作戦。
パターン③:壁からの反発を狙う
チャートを見て、何度も同じ価格で下げ止まっている「壁(サポートライン)」まで下がってきた時に、反発を狙って買う作戦。
4. これだけは守れ!デイトレの絶対ルール5箇条
- 損切りラインを買う前に決める!(「〇〇円になったら絶対に売る」と決めてからエントリー)
- 1回の取引で全資金を突っ込まない!(最初は総資金の10%くらいまで)
- 3連敗したらその日はPCを閉じる!(熱くなったら100%負ける)
- 「よく分からん」相場では何もしない!(「休むも相場」やで)
- エントリーする理由を3つ言える時だけ入る!(「なんとなく」は厳禁)
第2部:基礎知識編 – 勝つための土台をガッチリ固めるで!
超入門編をクリアしたら、次はもう少し詳しくなって、勝つための土台を作っていこう!
1. デイトレの準備と環境
資金:最低でも30万円、できれば100万円あると銘柄を分散できて戦いやすい。でも、練習期間は超少額から始めるのが絶対におすすめや!
PC環境:モニターはできれば2画面以上あると、チャートと発注画面を同時に見れてめっちゃ有利になるで。ただ現代はスマホ一台で稼ぐ人もおるで。ワイはPCでチャートをみながら、スマホで注文って感じやな。
2. チャートの基本「ローソク足」の見方
ローソク足1本には、「始値・終値・高値・安値」の4つの情報(四本値)が詰まってる。
- 陽線(ようせん):始まりの値段(始値)より終わりの値段(終値)が高い状態。株価が上がったことを示す。
- 陰線(いんせん):始値より終値が安い状態。株価が下がったことを示す。
- ヒゲ:ローソク足の本体から上下に伸びる線。その時間内に一時的につけた高値(上ヒゲ)と安値(下ヒゲ)を表す。
3. 代表的なテクニカル指標とその役割
チャートに表示させて、売買のヒントにするツールや。全部使う必要はなくて、まずは代表的なものを2〜3個組み合わせるのがコツやで。
① トレンド系指標(相場の大きな方向性を知る)
移動平均線(MA):一定期間の株価の平均値を線で結んだもの。相場の流れ(トレンド)を見るための最も基本的な指標。短期線が長期線を上に抜けたら「ゴールデンクロス(買いサイン)」、下に抜けたら「デッドクロス(売りサイン)」として有名。
ボリンジャーバンド:移動平均線を中心に、株価のばらつき(標準偏差)を帯(バンド)で表示する。株価の約95%が±2σのバンド内に収まるとされ、バンドにタッチしたら「買われすぎ・売られすぎ」の目安になる。
② オシレーター系指標(今の相場の「熱さ」を知る)
RSI(相対力指数):「買われすぎ」か「売られすぎ」かを判断する指標。一般的に70%以上で買われすぎ、30%以下で売られすぎとされる。
MACD(マックディー):2本の線(MACDラインとシグナルライン)の交差で売買タイミングを計る。トレンドの転換をいち早く察知するのに役立つ。
③ 出来高(相場の「勢い」を知る)
株価が上がっていても、出来高が少なければ「人気のない上昇」でダマシの可能性がある。株価の大きな動きには、必ずと言っていいほど出来高の急増が伴う。「この上昇は本物か?」を見極めるための重要な裏付けになるんや。
4. 証券会社選びと取引ツール完全ガイド
デイトレに適した証券会社の選び方
証券会社 | 手数料(10万円以下) | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 0円 | ツールが充実、情報量多い | ★★★★★ |
楽天証券 | 0円 | マーケットスピードⅡが優秀 | ★★★★★ |
松井証券 | 0円(50万円以下) | デイトレ向け、定額制 | ★★★★☆ |
GMOクリック証券 | 96円〜 | 手数料最安クラス | ★★★★☆ |
ワイはSBI証券と楽天証券の2つの証券口座を解説しているけれど、結局デイトレは楽天証券でやってるで。(NISAはSBI証券でやってるけど、SBI証券がポイント付与の内容を改悪したので、いまからNISAを始めるなら楽天証券でもいいと思うで。楽天証券、SBI証券、どっちらもOKやな)
にしても日本の株だったら手数料が0円になったのはほんまに革命的やったな。マジでSBI証券と楽天証券には感謝やで。手数料がある時代は、「手数料以上に稼げなければ損!」だったわけやからね。いまだとプラマイ0の取引でも手数料負けしない、つまり損しないからまじ最高!
必須ツールとその使い方
1. トレードツール(各証券会社提供)
- リアルタイムチャート
- 板情報
- 注文機能
- ポジション管理
2. 情報収集ツール
- Twitter:リアルタイムの市場センチメント把握
- 株探(Kabutan):決算情報、テーマ株情報
- みんかぶ:個人投資家の動向
- TradingView:高機能チャート分析
3. 記録・分析ツール
- Excelまたはスプレッドシート:トレード日記
- スクリーンショットツール:チャート保存用
第3部:実践テクニック編 – 勝率をグッと上げる武器を手にいれよう!
基礎を覚えたら、いよいよ実践的なテクニックや!これを使いこなせば、ただの初心者から一歩抜け出せるで。
1. 指標の組み合わせで勝率UP!ワイの鉄板パターン
一つの指標だけではダマシが多い。複数の指標を組み合わせて、複数の「買い(売り)サイン」が重なった時だけエントリーするのが勝率アップの秘訣や!
鉄板パターン①:移動平均線 + RSI
移動平均線で「上昇トレンド」を確認し、RSIが「売られすぎ(30~40%)」の水準まで下がってきた押し目を狙う。トレンドフォローの王道パターンや。
鉄板パターン②:MACD + 出来高
MACDがゴールデンクロスして「買いサイン」が出たタイミングで、同時に「出来高も急増」していたら、それは強い上昇トレンドの始まりかもしれへん!
鉄板パターン③:サポート/レジスタンス + ローソク足
株価が重要な「壁(サポートライン)」まで落ちてきた時に、長い下ヒゲをつけたローソク足が出たら、それは「反発のサイン」。ここでエントリーする。
2. 【最重要】マルチタイムフレーム分析の極意
うまいトレーダーは絶対にやっとる。複数の時間軸のチャートを同時に見て、総合的に判断する分析方法や。
- 日足(たいきょくかん):森を見る視点。「今は上昇?下降?レンジ?」という大きな流れを掴む。重要なサポート/レジスタンスラインもここで確認。
- 1時間足/5分足:木を見る視点。「今日の具体的な戦略」を立てる。その日のトレンドや、押し目・戻りのポイントを探す。
- 1分足:葉っぱを見る視点。「エントリー/イグジット」の精密なタイミングを計る。大口の注文が入った瞬間などを捉える。
コツは「日足 → 5分足 → 1分足」の順に見ること。「森」の方向(日足トレンド)に逆らわず、「木」や「葉っぱ」を見て仕掛けるのが基本戦略や!
3. 時間帯別のトレード戦略
相場には「活発な時間帯」と「落ち着いた時間帯」がある。それを知っておくと有利やで。
- 9:00~9:30(魔の時間帯):1日で最も値動きが激しい。ギャップアップからの上昇狙いなど大きなチャンスがあるが、初心者には難易度高め。まずは様子見が安全。
- 10:00~11:30(落ち着きタイム):値動きが少し落ち着く。朝イチに上がった銘柄の「押し目買い」をじっくり狙うのに適した時間。
- 12:30~13:30(後場の始まり):昼休み明けで再び動き出す。前場の人気銘柄が引き続き動くか注目。
- 14:30~15:30(大引け前):ポジション調整の売買で再び活発化する。
4. 実際のトレード例で学ぶ – リアルケーススタディ
成功例:朝イチのギャップアップ銘柄攻略
銘柄:A社(架空)
シナリオ: 前日のNY市場好調、A社の好決算発表
【時系列での行動】
8:45 - 事前準備
・NYダウ+300ドル高を確認
・A社が昨日決算発表(売上20%増)
・板情報で買い注文の厚さを確認
9:00 - 寄り付き
・前日終値1,000円→1,050円でスタート(5%高)
・出来高が通常の3倍
・5分足で上昇トレンド確認
9:05 - エントリー
・1,055円で1000株購入
・損切りライン:1,040円(-1.4%)
・利確目標:1,080円(+2.4%)
9:25 - 利確
・1,082円で全株売却
・利益:27,000円(手数料引き後:約26,000円)
ポイント解説:
- 複数の根拠(NY高、好決算、出来高増)が重なった
- エントリー前に損切り・利確ラインを明確化
- 欲張らずに目標達成で確実に利確
失敗例:感情的トレードの末路
【ダメな例】
9:30 - 「なんか上がりそう」でB社を購入
10:00 - 少し下がったが「きっと戻る」と放置
10:30 - さらに下落、「ナンピン買い」で倍のポジション
11:00 - 大幅下落、総資金の20%の損失で強制損切り
失敗の原因分析:
- エントリー根拠が曖昧
- 損切りラインを決めていない
- ナンピン(負けを取り返そうとする追加投資)
- 資金管理ルール違反
第4部:イベント管理術 – “爆弾”を避けてチャンスに変える!
どんなにチャート分析が完璧でも、重要な経済イベント一つで相場は吹っ飛ぶ。イベント管理は、無駄な損失を避けるための必須スキルや!
「相場の流れに逆らってはダメ!」というのが、一番大事だとワイは考えてるで。
1. 絶対に見逃したらアカン!重要経済指標
全部追う必要はない。ワイらが注目すべきはコレや!
国 | イベント名 | 重要度 | 特徴 |
---|---|---|---|
日本 | 日銀金融政策決定会合 | ★★★★★ | 日本市場全体の空気が変わる。金利の発表。 |
日本 | 日銀短観、GDP | ★★★☆☆ | 日本の景気動向を知る上で重要。 |
米国 | FOMC(連邦公開市場委員会) | ★★★★★ | 世界で一番重要。米国の金利を決める会合。 |
米国 | 雇用統計 | ★★★★★ | 毎月第1金曜の夜に発表。相場が荒れるお祭り。 |
米国 | CPI(消費者物価指数) | ★★★★★ | インフレの動向を示す超重要指標。 |
2. 知っておくべき市場イベント
- 自分が取引する銘柄の決算発表:会社の成績発表。株価が最も大きく動く要因の一つ。絶対に確認!
- SQ(特別清算指数):毎月第2金曜日。特に3,6,9,12月はメジャーSQと呼ばれ、相場が荒れやすい。
- 権利付最終日/権利落ち日:配当や株主優待がもらえる権利が決まる日。権利落ち日には配当分だけ株価が下がりやすい。
3. ワイ流!イベント管理の思考法と具体策
うまいトレーダーは「全部追う」んやなく、「自分のトレードに影響するイベントだけを確実に管理」しとる。
思考法:「決算」や「日米の金融政策」は“爆弾”と考える。爆弾の発表前後は、普段のテクニカル分析が効きにくくなるため、ポジションを軽くするか、トレード自体を見送るのがプロのやり方。
管理術:Yahoo!ファイナンスなどの「経済カレンダー」を毎朝チェックする習慣をつける。自分の銘柄の決算日などは、Googleカレンダーやスマホのアラートに登録しておくのがおすすめ。
第5部:リスク・資金・メンタル管理 – 退場しないための最強の守備術
デイトレで生き残るために最も重要な章や。技術が5割、守備(リスク管理)が5割やと覚えといてな。
1. 損切りの極意
「損切りを制する者はデイトレを制す」。これはガチや。
なぜ大事か:小さな損失を確定させることで、再起不能になるほどの大きな損失を防ぐため。損切りは「負け」やなく、次のチャンスに備えるための「必要経費」なんや。
それと損した株をずっと持つことを「塩漬け」って言うんやけど、塩漬けしちゃうと他の株を買えなくなるんやな。これが機会損失になるんや。相場の流れが変わって多くの銘柄がぐんぐん上昇してるのに、自分が保有している塩漬け株はいまだマイナスみたいな状態が多々あるんやで。これは悔しくて悔しくてメンタルに結構くるんやな😢
損失を拡大させないためにも、そして機会損失を防ぐためにも、損切りって重要なんやわ。こんなことを言ってるけれど、まだまだワイも損切りは下手や。損切りするとき心が痛むもん。それがたとえ2000円くらいであっても。
損切りのラインの決め方:
- パーセント法:「買値から2%下がったら売る」など、ルールを機械的に決める。
- テクニカル法(推奨):「直近の安値を割ったら売る」「移動平均線を下回ったら売る」など、チャート上の根拠に基づいて決める。
損切りの時は心を機械にするんやで!
2. 資金管理の鉄則
資金管理がガバガバやと、どんなに上手くても一発で退場や。
- 1トレードのリスク:1回のトレードで許容できる損失額は、総資金の1〜2%までに抑える。
(例:資金100万円なら、1回の損失は最大1〜2万円まで) - 資金配分:常に全資金を市場に投入せず、30%程度は現金で残しておく。暴落時に買い向かう余力にもなるし、精神的な余裕が生まれる。
- 複利効果の活用:利益が出たら、その一部を元本に組み入れて徐々に取引額を増やしていく。ただし、調子に乗って急激に増やすのは禁物。
3. メンタルコントロール術
デイトレはメンタルとの戦いでもあるんや。
負けた時の対処法:
- 連敗したらロット(取引量)を減らすか、その日はトレードをやめる
- 負けた理由をノートに書き出して、「なぜ負けたか」を客観的に分析する
- 「取り返そう」と熱くなったら絶対に勝てへん
勝っている時こそ要注意:
- 「自分は天才かも」と思った時が一番危ない(ポジポジ病)
- 連勝してもルールを変えず、淡々とトレードを続けることが大事
認知バイアスを知る:
- 確証バイアス:自分の都合の良い情報ばかり信じる
- 損失回避バイアス:利益より損失を重く感じる
- アンカリング効果:最初に見た価格に引きずられる
これらを自覚するだけで、冷静な判断がしやすくなるで。
第6部:応用編 – さらに上を目指すトレーダーのために
ここまでマスターしたら、もう初心者卒業や!最後に、さらに一歩進んだ知識も紹介しとくで。
1. デイトレ向き銘柄の選び方と探し方
良い銘柄の条件:
- 出来高が多い(1日100万株以上が目安):流動性が高く、売りたい時に売れる
- 値動き(ボラティリティ)がある:1日に2〜5%くらい動く銘柄は利益を狙いやすい
- 話題性がある:ニュースやテーマで注目されている銘柄は参加者が多く、動きが出やすい
- 時価総額が適度:100億〜1000億円程度の中型株が狙い目
探し方:
- 証券会社のツールにある「値上がり/値下がり率ランキング」
- 「出来高急増ランキング」を毎朝チェック
- Twitterで話題の銘柄をチェック(ただし鵜呑みは厳禁)
2. 「板読み」と「歩み値」で大口の動きを読む
板読みのコツ:
- 分厚い買い注文や売り注文がある価格帯は、抜けにくい「壁」になりやすい
- 「見せ板」というダマシもあるので、実際に約定するまで信用しない
- 板の厚さが急に変わったら、大口の参入サイン
歩み値の見方:
- 実際に売買が成立した履歴
- 連続して大きな買い注文が入っていれば、相場が強い証拠
- 同じ価格で何度も大口の売買があれば、そこが攻防ラインになりやすい
3. 空売りの基礎知識(中級者向け)
空売りとは:株を借りて売り、後で買い戻して返す取引。株価が下がれば利益が出る。
メリット:
- 下落相場でも利益を狙える
- 上昇・下落両方でチャンスが増える
デメリット・注意点:
- 損失が理論上無限大(株価は上限なく上がる可能性がある)
- 貸株料などのコストがかかる
- 初心者は絶対に手を出さない(まずは買いだけで練習)
4. 税金と確定申告の基礎知識
株の利益には約20%(所得税15.315%+住民税5%)の税金がかかる。
特定口座の種類:
- 源泉徴収あり(初心者はこれ一択):証券会社が自動で税金を計算・納付
- 源泉徴収なし:自分で確定申告が必要
- 一般口座:全て自分で計算。選ぶメリットなし
損益通算:複数の証券会社で取引している場合、利益と損失を合算できる(確定申告必要)
第7部:トレード日記とスキルアップ戦略
1. トレード日記テンプレート
毎日記録すべき項目(コピペして使ってな!)
【日付】2024年○月○日
【銘柄コード・銘柄名】
【エントリー】
時刻:
価格:
株数:
根拠①:
根拠②:
根拠③:
【イグジット】
時刻:
価格:
損益:円(率:%)
【振り返り】
良かった点:
改善点:
明日への教訓:
【メンタル状態】
エントリー時:冷静・やや焦り・焦り
イグジット時:冷静・やや焦り・焦り
【相場環境メモ】
日経平均:
NYダウ:
重要イベント:
2. 段階別スキルアップロードマップ
Level 1:超初心者(1〜3ヶ月目)
- デモトレードで操作に慣れる
- 基本用語を覚える
- 1日1回トレード日記をつける
- 資金の5%以下で練習
- 損切りを躊躇なくできるようになる
Level 2:初心者(3〜6ヶ月目)
- 実資金で少額トレード開始
- 移動平均線を使いこなす
- 板情報を見れるようになる
- 勝率40%以上を維持
- 自分の負けパターンを3つ把握
Level 3:初級者(6ヶ月〜1年)
- 複数の指標を組み合わせる
- 板読みができる
- 自分の得意パターンを3つ持つ
- 月間収支プラスを達成
- イベント管理が習慣化
Level 4:中級者(1年〜)
- 相場環境に応じて戦略を変える
- リスクリワード比2:1以上
- 年間収支プラス
- メンタルが安定している
- 他人の意見に左右されない
3. 相場の格言で学ぶトレードの心得
先人の知恵を味方につけよう
「頭と尻尾はくれてやれ」
→ 最高値で売ろう、最安値で買おうとするな。真ん中の美味しいところだけ取れればOK。
「人の行く裏に道あり花の山」
→ みんなが悲観的な時こそチャンス。ただし初心者は無理せず順張りから。
「もうはまだなり、まだはもうなり」
→ 「もう底だろう」と思った時はまだ下がる。「まだ上がる」と思った時はもう天井。
「休むも相場」
→ 分からない時は無理にトレードしない。チャンスは毎日ある。
「売りは早かれ、買いは遅かれ」
→ 売りのタイミングは早めに、買いは慎重に。利確は早めでOK、エントリーは焦らない。
「相場は相場に聞け」
→ 予想や願望ではなく、実際の値動きに従う。チャートは嘘をつかない。
第8部:トラブルシューティングと実践的Q&A
1. よくあるトラブルと解決法
Q:注文が約定しない
A:成行注文に変更するか、指値を相場価格に近づける。流動性の低い銘柄は避ける。出来高を必ず確認。
Q:スリッページ(注文価格と約定価格のズレ)が大きい
A:値動きの激しい時間帯(9:00-9:30)を避ける。または指値注文を活用。成行注文は緊急時のみ。
Q:チャートの見方が分からなくなった
A:まず日足で大局を確認。迷ったら一旦ポジションをクローズして冷静に。情報過多になったら、移動平均線だけに絞る。
Q:連敗が止まらない
A:即座にトレード中止。最低3日は休んで、デモトレードから再開。負けパターンを分析して、同じミスを繰り返していないか確認。
Q:利益が出るとすぐに利確してしまう(チキン利確)
A:利確ラインを事前に決めて、そこまでは我慢する。トレーリングストップ(利益を守りながら追随する逆指値)を活用。
Q:損切りができない(塩漬け)
A:エントリーと同時に逆指値注文を入れる習慣をつける。損切りは「負け」ではなく「必要経費」と考える。
2. 初心者さん向け実践的Q&A
Q:仕事しながらでもデイトレできる?
A:正直難しいけど、「朝の30分だけ」「昼休みだけ」と時間を区切ってやるか、指値・逆指値注文を駆使すれば可能。ただし、中途半端な監視は危険。スイングトレードも検討すべき。
Q:勝率は何%くらいを目指せばええ?
A:勝率50%でも十分利益は出せる。大事なのは、「損失は小さく、利益は大きく(損小利大)」にすること。平均利益が平均損失を上回っていれば、トータルではプラスになる。理想は勝率40%でもリスクリワード1:3。
Q:スランプに陥ったらどうすれば?
A:一番の薬は「休む」こと。1週間くらいトレードから離れて、頭をリフレッシュする。その後、デモトレードや少額からリハビリしていく。過去の成功トレードを見返すのも効果的。
Q:どれくらいの期間で稼げるようになる?
A:個人差はあるが、真剣に勉強して毎日実践すれば、3ヶ月で基礎が身につき、6ヶ月〜1年で安定した利益を出せる可能性がある。ただし、最初の1年は「授業料」と考えて、少額で経験を積むことが大切。
Q:大暴落が来たらどうする?
A:基本は「ポジションを持たない」。暴落時は予測不能な動きをするため、初心者は手を出さない。ただし、現金を残しておけば、暴落後の反発を狙うチャンスにもなる。
第9部:さらなる学習のために – 参考書籍とリソース
1. 初心者におすすめの書籍
基礎知識編
- 「デイトレード」オリバー・ベレス&グレッグ・カプラ(基本的な考え方)
- 「株の学校」窪田剛(日本人向けの実践的内容)
- 「マーケットのテクニカル分析」ジョン・J・マーフィー(テクニカルの教科書)
メンタル編
- 「ゾーン」マーク・ダグラス(トレード心理学の名著)
- 「デイトレード」オリバー・ベレス(メンタル面も詳しい)
- 「賢明なる投資家」ベンジャミン・グレアム(投資の心構え)
実践編
- 「マーケットの魔術師」ジャック・シュワッガー(成功者のインタビュー集)
- 「ピット・ブル」マーティン・シュワルツ(実践的なデイトレード)
2. 無料で学べるリソース
YouTube
- 各証券会社公式チャンネル(ツールの使い方)
- 日経CNBCチャンネル(市場分析)
Webサイト
- 日本取引所グループ(基礎知識)
- 金融庁の投資教育サイト
- Yahoo!ファイナンス(銘柄情報・掲示板)
- 株探(Kabutan)(銘柄分析・ニュース)
アプリ
- 各証券会社のアプリ(リアルタイム情報)
- TradingView(チャート分析)
- X(旧Twitter)(リアルタイム情報収集)
3. デイトレーダーのコミュニティ
注意点:他人の意見は参考程度に。最終判断は必ず自分で行う。
- X:#デイトレ #株式投資 のハッシュタグ
- 投資系YouTuberのコミュニティ
- 証券会社主催のセミナー(オンライン多数)
第10部:ワイからの最終メッセージ – 成功への道のり
1. ワイのリアルな1日のトレードサイクル
【前日夜】準備(10分)
- NYダウ、為替をチェック
- 明日の経済指標を確認
- 注目銘柄をピックアップ
【朝】情報収集と戦略立案(15分)
- 7:00 起床、NYクローズを確認
- 8:00 ニュースチェック、板情報確認
- 8:45 監視銘柄のチャート分析(日足→5分足)
- 8:55 今日のシナリオを3パターン用意
【トレード中】ルールの徹底
- 9:00-9:30 様子見(初心者は特に)
- 9:30以降 シナリオに沿ってエントリー
- 決めた損切りラインは絶対守る
- 3連敗したら即撤退
【トレード後】振り返り(5分)
- 15:00 トレード日記を記入
- 勝因・敗因を分析
- 明日への改善点をメモ
2. 【保存版】最終チェックリスト
毎日のトレード前に、この10項目を必ず確認や!
□ 今日の重要イベント(決算・指標)は確認したか?
□ NYダウ、為替の状況は把握したか?
□ 日経平均の方向性は確認したか?
□ 監視銘柄の板情報をチェックしたか?
□ 上位足(日足・5分足)のトレンド方向はどっちや?
□ エントリー根拠は3つ以上あるか?
□ 損切りラインは明確に決めたか?
□ 今日の最大損失額を決めたか?
□ メンタルは冷静か?(イライラ、焦り、興奮してないか)
□ 前日の反省点を思い出したか?
3. デイトレで成功するための10の鉄則
- 小さく始めて大きく育てる – 最初は必ず少額から
- 損切りは絶対 – これができなければ100%退場する
- 記録と分析 – トレード日記なしに成長なし
- ルールを守る – 感情でルールを曲げたら負け
- 継続的な学習 – 相場は日々変化する
- 資金管理の徹底 – 1回の負けで退場しない仕組み作り
- メンタルコントロール – 冷静さを失ったら休む
- 得意パターンを作る – 全部で勝とうとしない
- 謙虚であれ – 相場に対して常に謙虚に
- 楽しむこと – 楽しめなくなったら一旦離れる
4. よくある勘違いと真実
勘違い①:「毎日トレードしないと儲からない」
→ 真実:チャンスがない日は休む方が利益につながる
勘違い②:「勝率が高ければ儲かる」
→ 真実:勝率30%でもトータルプラスは可能(損小利大)
勘違い③:「複雑な手法ほど勝てる」
→ 真実:シンプルな手法を極める方が実践的
勘違い④:「大きく賭ければ大きく儲かる」
→ 真実:大きく賭けると大きく失う。コツコツが最強
勘違い⑤:「プロは負けない」
→ 真実:プロも普通に負ける。違いは損切りの速さと資金管理
おわりに – 成功を心から願って
これだけの情報量やから、一度に全部理解しようとせんでええ。まずは第1部から順番に、自分のペースで進めていってな。
デイトレは決して「楽して儲かる」ものやない。でも、真剣に学んで、ルールを守って、コツコツ経験を積めば、必ず成長できる。そして、その先には「時間と場所に縛られない自由」が待ってるかもしれへん。
最後に一番大切なことを言うで。
相場で生き残るコツは「大きく勝つこと」やない。「大きく負けないこと」や。
小さな勝ちを積み重ね、小さな負けで済ませる。これを1年続けられたら、君はもう立派なトレーダーや。
焦らず、慌てず、諦めず。
相場は逃げへん。明日も明後日もある。
この記事が、君のトレーダー人生の最高のスタートになることを心から願ってるで!
何か分からんことがあったら、この記事を何度でも読み返してな。きっと、その時々で新しい発見があるはずや。
ほな、Good Trade and Good Luck!🚀
追伸:
トレードで疲れた時は、この言葉を思い出してな。
「相場は長距離走であって短距離走ではない」
長い目で見て、着実に成長していこうや!
【免責事項】
この記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。投資は自己責任でお願いします。
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