2026年2月12日デイトレ記録【+11,900円】日経-160円【円高になってるのに日経が強い】

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日経ちょっと下げた。

古河電工は今日も上げてて、+645円(+3%)。
強すぎる。
1ヶ月くらいで2倍になってない?つよ。

キオクシアもぶち上げて、いまPTSでストップ高。つよ。
1年経たない間に、何倍になってんだ…
買っておけばよかった😞

にしても、円高進んだねぇ。
高市総理で円安にさらになるんじゃなかったの?
そして、円高になっても日経が強いことにビビる。
前までだったらこんなに円高になったら、株価ぶち下げてたはずなのにな。

今日は日経ベアと任天堂でちょこっとデイトレ。少しだけ任天堂は現引して持ち越しています。

注文81件、約定56件、利益金額合計11,900円、損失金額、合計0円、実現損益合計+ 11,900円

ではいつものディープリサーチ by GEMINI

2026年2月12日 東京株式市場詳細分析報告書:歴史的転換点における市場構造と展望

2026年2月12日 市場概況総括

2026年2月12日(木)、東京株式市場は日本の金融史に刻まれる極めて象徴的な一日となった。日経平均株価(Nikkei 225)は取引時間中に史上初めて5万8000円の大台を突破し、未知の価格領域(Uncharted Territory)へと足を踏み入れた。この歴史的な瞬間は、長らく続いたデフレ経済からの完全な脱却と、新たな成長フェーズへの移行を市場が強く確信していることを示唆している。しかしながら、終値ベースでは微減となり、心理的な節目における達成感と、実体経済や為替動向に対する慎重な見方が交錯する、極めて密度の高い取引セッションとなった。

本報告書では、この歴史的な一日の市場動向を、マクロ経済、政治情勢、セクター別動向、そして個別企業のファンダメンタルズという多層的な視点から徹底的に分析する。単なる市況の記録にとどまらず、その背後にある構造的な変化と、投資家心理の機微を解き明かすことを目的とする。

市場主要指標のハイライト

指標終値前日比変動率備考
日経平均株価57,639.84円-10.70円-0.02%ザラ場にて史上初の5万8000円台到達 
TOPIX3,882.16+26.88+0.70%4日続伸、過去最高値を更新 
東証グロース250735.65+2.56+0.35%新興市場も堅調に推移 
ドル/円相場152円後半 – 154円台乱高下、財務省による口先介入あり 
長期金利(10年)2.230%-0.005%財政規律懸念の後退により低下 

マクロ経済・政治環境の深層分析

「高市トレード」の深化と「責任ある積極財政」のインパクト

2026年の日本市場を強力に牽引している最大の要因は、政治的安定と明確な経済政策への期待感である。衆議院選挙における自民党の歴史的な圧勝、そして高市早苗首相が掲げる「責任ある積極財政」は、海外投資家を含む市場参加者のセンチメントを根底から変革させた 

「責任ある積極財政」とは、従来の単なる景気刺激策としての財政出動とは一線を画すものである。市場はこのスローガンを、成長分野(防衛、サイバーセキュリティ、先端半導体、AIインフラ)への戦略的かつ集中的な投資と解釈しており、これが日本経済の潜在成長率(ポテンシャル・グロース)を引き上げるとの期待を生んでいる。特に、高市首相が2月9日の会見で言及した「飲食料品に対する消費税率の2年間限定ゼロ化」案に関連し、その財源を赤字国債(特例公債)の発行に頼らず、補助金改革や租税特別措置の見直しで賄うと強調したことは、債券市場における「悪い金利上昇」への懸念を払拭する決定的な材料となった 

この発言は、株式市場にとっても極めてポジティブなサプライズであった。通常、大規模な減税や財政出動は、財政悪化懸念を通じて通貨安(円安)と金利急騰を招き、株価の重石となるリスク(ソブリン・リスクの意識)を孕む。しかし、高市政権が「財政規律」と「成長投資」の両立を目指す姿勢を明確にしたことで、市場はこれを「良い金利上昇」と「企業業績の拡大」が共存する「ゴールド・ロックス(適温相場)」の到来と受け止めたのである。この日、日経平均が一時5万8000円を超えた背景には、こうした「高市プット(政策による下支え)」への絶大な信頼感があったと言える。

米国経済とのデカップリングと相互作用

グローバルな視点に目を転じると、前日(2月11日)の米国市場動向が東京市場に複雑な影を落としていた。米国で発表された1月の雇用統計は市場予想を上回る強さを示し、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測を大きく後退させた 。これを受け、米長期金利が上昇し、ダウ工業株30種平均などの主要株価指数は下落した 

通常であれば、米国株安は翌日の東京市場にとってネガティブな要因として作用し、寄付きからの売り圧力を誘発する。しかし、2月12日の東京市場は、米国株の調整を消化しつつ、独自の上昇圧力を発揮するという「デカップリング(非連動)」の様相を呈した。これは、日本市場が独自の強力なカタリスト(高市相場、企業統治改革、デフレ脱却)を持っていることの証左であり、海外投資家が日本株を「米国の代替」ではなく「独立したアセットクラス」として認識し始めていることを示唆している。

一方で、米金利上昇は為替市場を通じて間接的に日本株へ影響を与えた。日米金利差の拡大観測はドル高・円安圧力となる一方、過度な円安は輸入コスト増大や政府介入への警戒感を招く。この日のドル円相場が152円から154円という広いレンジで乱高下したことは、株式市場のボラティリティを高める要因となり、特に輸出関連株のポジション調整を誘発した 

為替市場の攻防と政策当局の姿勢

外国為替市場における1ドル=152円台後半から154円台での攻防は、この日の相場展開を左右する重要なサブテキストであった 

午前中、ドル円は一時154円台まで円安が進行した。これは本来、自動車や電機などの輸出関連企業にとっては業績上振れ要因となり、株価には追い風となるはずである。しかし、急速すぎる円安進行は、輸入物価の上昇を通じて国内消費を冷え込ませる懸念があるほか、政府・日銀による為替介入のリスクを意識させる。

実際に、財務省の三村淳財務官は「引き続き高い緊張感を持って市場動向を注視するとともに、市場との対話を続けていく。一切ガードは下げていない」と述べ、投機的な円売りに対して強い牽制球を投げた 。この発言を受け、市場では介入警戒感が高まり、円相場は152円台後半まで急激に円高方向へ振れる場面があった。この円高進行は、後場の株式市場において日経平均の上値を抑え、マイナス圏へ沈む一因となった。

投資家にとって、現在の為替水準は「諸刃の剣」である。150円台の定着は企業収益にとって心地よい水準であるが、ボラティリティの高さは経営計画の策定を困難にし、投資家のリスクプレミアムを上昇させる。三村財務官の発言は、政府が「過度な変動」を容認しない姿勢を示したものであり、当面の為替相場が神経質な展開となることを予感させた。

市場パフォーマンスの詳細分析

日経平均株価:5万8000円の攻防とその意味

日経平均株価のこの日の動きは、まさにドラマチックであった。寄付きから買いが先行し、午前中には節目の5万8000円を一気に突破した。取引時間中として史上初めてこの水準に到達したことは、日本株が名実ともに「未知の領域」に入ったことを意味する 

  • 上昇のドライバー: 前述の政治的期待に加え、前日の米国市場で半導体関連株が買われた流れを引き継ぎ、東京エレクトロンやアドバンテストといった値がさ半導体株が指数を押し上げた。また、ソフトバンクグループ(9984)の好決算も寄与度が大きかった 。
  • 反落のメカニズム: しかし、大台到達後、市場心理は急速に「利益確定」へと傾いた。短期的な急ピッチな上昇に対する警戒感(高値警戒感)に加え、為替が円高方向に振れたことがトリガーとなり、先物主導で売りが出た。終値で5万7639円84銭(-10.70円)という結果は、4日ぶりの反落とはいえ、これだけの上昇局面の後としては極めて軽微な調整であり、むしろ下値の堅さを印象付けるものであった 。

TOPIX:広範な物色の広がり

日経平均が反落した一方で、TOPIX(東証株価指数)は4日続伸し、3,882.16ポイント(+26.88ポイント)で取引を終えた 。この動きは、相場の質を分析する上で極めて重要である。

日経平均は構成銘柄の平均株価で算出されるため、一部の値がさ株の影響を受けやすい。対してTOPIXは時価総額加重平均であり、市場全体の動きをより正確に反映する。TOPIXが史上最高値を更新して引けたことは、特定のテーマ株だけでなく、内需株、バリュー株、中型株など、幅広いセクターに資金が流入していることを示している。「高市相場」の恩恵が市場全体に波及しており、投資家のリスク許容度が高い状態が維持されていることを裏付けている。

債券市場:財政規律への信頼

長期金利(10年物国債利回り)は2.230%と、前日比0.005%低下した 。株式市場が活況を呈する中で債券が買われる(金利が低下する)現象は、一見すると矛盾しているように見えるが、これには明確な理由がある。

前述の通り、高市首相が消費税減税の財源について「赤字国債に頼らない」姿勢を示したことが、債券市場における「財政悪化プレミアム」を剥落させたのである。また、この日に日銀が実施した国債買い入れオペレーションにおいて、応札倍率が低下した(投資家の売り意欲が乏しい)ことも、需給の引き締まりを示唆し、金利低下に寄与した 。安定した低金利環境(実質金利の低位安定)は、株式のバリュエーション(PER)を正当化する要因となり、株価にとって強力なサポート材料となる。

セクター別・個別銘柄の詳細分析

この日の市場では、好決算や強力な材料を持つ銘柄が爆発的に上昇する一方、ネガティブなニュースが出た銘柄は容赦なく売り込まれるという、徹底した「選別」が行われた。

AI・半導体・ハイテク:成長の牽引役

「AI革命」と「半導体スーパーサイクル」は、引き続き市場のメインテーマである。

  • ソフトバンクグループ (9984) 同社は日経平均の上昇に大きく貢献した。2025年4-12月期の純利益が前年同期比5倍に急拡大したことが好感された 。この驚異的な増益の主因は、米OpenAI(オープンAI)への投資評価益である。AI開発競争が激化する中、生成AIのトップランナーであるOpenAIの価値向上は、ソフトバンクグループのNAV(純資産価値)を直結的に押し上げる。市場は同社を「AI投資のプラットフォーム」として再評価しており、孫正義会長の「AI革命」へのコミットメントが具体的な数字として表れ始めたことを好感した。
  • JX金属 (5016) この日のスター銘柄は間違いなくJX金属であった。株価はストップ高(値幅制限上限)となる前日比500.5円高の3,280円まで買われ、年初来高値を更新した 。
    • 急騰の背景: 第3四半期決算において、営業利益が前年同期比44.8%増の1,248億円に達し、通期純利益予想を17.7%上方修正したことがトリガーとなった。さらに、期末配当の大幅増額(15円→21円)も発表された。
    • 構造的な変化: しかし、単なる好決算以上に市場を興奮させたのは、次世代データセンター向け「インジウムリン(InP)基板」への設備投資拡大のニュースである。InPは、光通信の高速化・大容量化に不可欠な次世代半導体材料であり、AIデータセンターの消費電力削減と処理能力向上における「ボトルネック解消」の鍵を握る素材である。市場は同社を、従来の「非鉄金属・市況関連株」から、AIインフラを支える「ハイテク素材・ディープテック企業」へと再定義(Re-rating)し始めており、PERの切り上がりが正当化される局面に入ったと言える。

インフラ・機械:明暗分かれるグローバル展開

グローバルに展開するインフラ・機械セクターでは、海外リスクの顕在化が株価を大きく分けた。

  • 東洋エンジニアリング (6330) 同社株はストップ安(-1,000円、5,150円)となり、市場に衝撃が走った 。
    • 暴落の要因: ブラジル事業における巨額損失の計上が発表され、2026年3月期の最終損益予想が一転して赤字に転落したことである。さらに、これに伴い期末配当を「無配」にすると発表したことが、インカムゲイン狙いの投資家の投げ売りを誘発した。プラントエンジニアリング業界における海外大型プロジェクトのリスク管理の難しさが改めて浮き彫りとなり、不確実性を嫌う市場心理が如実に表れた形となった。
  • クボタ (6326) 対照的に、クボタは急伸し、一時ストップ高に迫る勢いを見せた 。
    • 評価のポイント: 2026年12月期の最終利益が前期比13%増となる見通しを発表した。北米を中心とする底堅い建機・農機需要を取り込み、円安効果も加わって業績が拡大基調にあることが確認された。同じグローバル企業でも、リスク管理と需要の取り込みに成功している企業には資金が集中する傾向が鮮明となった。

グロース市場・新興企業:イノベーションへの期待

東証グロース市場も活況を呈した。東証グロース250指数は続伸し、個人投資家のリスク許容度が高まっていることを示した 

  • ストップ高銘柄群の分析 :
    • gooddaysホールディングス (4437): DX支援と住環境事業のシナジーが評価。
    • 窪田製薬ホールディングス (4596): 眼科領域のバイオベンチャーとして、パイプラインの進展期待から投機的な資金が流入。夕刊の注目株としても取り上げられた 。
    • イーディーピー (7794): 人工ダイヤモンド(合成ダイヤモンド)の製造・販売を手掛ける。人工ダイヤモンドは究極の半導体基板素材として期待されており、JX金属と同様に「素材科学×半導体」のテーマ性で買われた。
    • 中村超硬 (6166): 特殊精密機器メーカー。半導体製造プロセスにおける微細加工技術への需要回復が背景にあると推測される。
    これらの銘柄に共通するのは、「ニッチトップ技術」や「ディープテック(深層技術)」を有している点である。高市政権が科学技術立国を掲げる中、独自技術を持つ中小・ベンチャー企業への再評価が進んでいる。
  • 下落銘柄の特徴: 一方で、ispace(9348)などの宇宙関連や、GMO関連(アドテク、マーケティング)は軟調であった 。金利上昇局面では、将来のキャッシュフローの割引率が高まるため、黒字化までの期間が長い「超・先行投資型」の企業(宇宙など)はバリュエーション調整を受けやすい。また、広告関連は景気減速懸念の影響を受けやすく、資金が「夢」から「実績(または近い将来の実績)」のあるセクターへとシフトしていることが窺える。

投資戦略と今後の展望

「未知の領域」における投資家心理

日経平均5万8000円という水準は、過去のどのチャートポイントとも比較できない「青天井(Blue Sky)」の領域である。テクニカル分析において、過去の「戻り売り」圧力が存在しないこの領域では、相場の勢い(モメンタム)が続きやすい一方で、一度調整局面に入ると、どこが下値のサポートになるかが見えにくいというリスクも孕んでいる。

投資家心理は「持たざるリスク(FOMO: Fear Of Missing Out)」と「高値掴みへの恐怖」の間で激しく揺れ動いている。しかし、この日のTOPIXの最高値更新や、JX金属のような好業績株への素直な反応を見る限り、市場の基調は依然として「強気」であると判断できる。

今後の注目イベントとリスク要因

短期的には、以下の要因が市場の方向性を決定づけるだろう。

  1. 春闘の行方: 2月から3月にかけて本格化する春闘での賃上げ率は、日本経済の「好循環」を確認する上で最重要指標となる。高水準の賃上げは内需株にとってプラスだが、日銀の政策修正(利上げ)を早める可能性がある。
  2. 米国のインフレ指標: 米国経済が「ノーランディング(着陸せず再加速)」に向かう場合、米金利の再上昇とドル高が進行する。これは日本株にとって「輸出採算の改善」と「輸入インフレ・金利上昇圧力」の綱引きとなる。
  3. 高市政権の具体策: 「責任ある積極財政」の具体的な予算配分、特に補正予算や法案の中身が明らかになるにつれ、関連銘柄(防衛、建設、IT)の物色はさらに選別色を強めるだろう。

結論

2026年2月12日は、日本株が新たなステージに入ったことを告げる記念碑的な一日であった。5万8000円到達とその後の反落は、相場の過熱感を冷ますための健全な調整(ガス抜き)と捉えることができる。

市場の主役は、デフレ時代の「コスト削減・守りの経営」企業から、AI・半導体・インフラといった「成長投資・攻めの経営」企業へと明確に交代している。東洋エンジニアリングの急落に見られるような個別リスクには十分な注意が必要だが、マクロ環境(政策・需給)は依然として日本株にとって追い風である。

投資家には、指数全体の上昇に一喜一憂するのではなく、JX金属やクボタのように、構造的な需要変化を捉え、確実に利益成長を実現できる企業を見極める「選球眼」がこれまで以上に求められる局面となるだろう。

補足データ:市場統計

東証プライム市場 売買状況 

  • 値上がり銘柄数: 1,058
  • 値下がり銘柄数: 503
  • 騰落レシオ: 買いの勢いが優勢であることを示唆する比率。

東証グロース市場 売買状況 

  • 値上がり銘柄数: 273
  • 値下がり銘柄数: 303
  • 概況: 売り買い拮抗。指数は上昇したが、個別では利益確定売りも散見される。

注目されたニュース・テーマ 

  • 夕刊注目株: 窪田製薬HD (4596), 曙ブレーキ (7238), 三菱ガス化学 (4182)
  • テーマ: 防衛、AI、物理AI(Physical AI)、ロボティクス、高配当
  • リスク: ブラジル関連損失(東洋エンジニアリング)

以上が、2026年2月12日の東京株式市場に関する包括的な分析報告である。この一日の動きは、日本経済が「失われた30年」を完全に過去のものとし、新たな成長軌道に乗ったことを強く印象付けるものであった。

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